サラリーマンの革靴選びの基礎 その2

 

こんにちは!

Lusso stylingスタイリスト 神山 裕輔です。

皆さん、お仕事では革靴を履かれていますか?

色々なお店に色々な革靴、色々な価格帯のものが置いてあるので、正直どれを買ったらいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。

店員さんのおすすめも悪くありませんが、ある程度自分で知識を持って革靴を選べば、失敗も少なくなる上に、自分のスタイルに合った一足を見つけることができます。

先日のブログ:ビジネスマンの革靴選びの基礎 その1

に引き続き

今回はビジネスにおける具体的な靴選びについて某有名革靴店に勤務経験のある私がわかりやすくお伝えします。

特に経営者や士業、自営業者、営業マンにとって足もとは重要なパーツです。会社員の方にとっても、上質な革靴を履くことは見た目の差別化につながると考えます。(もちろん、スーツの着こなしができているということが前提ですが)

それでは、早速本題に入っていきます^^

 

 

革靴は量販店でなく専門店で買おう

 

まず、革靴をどこで購入するかが重要です。

ABCマートなど量販店でスニーカーを買うのはありですが、革靴を買うのはおすすめしません。

量販店は、質の良さよりも値段の安さを優先して販売しています。

革靴に関しては質の良いものをあまり見かけません。

スニーカー販売を主としているので、革靴のフィッティングに精通した販売員も少ないように見受けられます。

 

革靴は、革靴のプロがいる専門店で購入することをおすすめします。革靴に精通したスタッフがいるお店で購入する方が失敗が少なく済みます。

例えば2,3万円台の予算であれば、リーガルやスコッチグレイン、ジャランスリワヤなど。

それ以上であれば、トレーディングポストや百貨店の靴売り場、ビームスなどの大手セレクトショップに行ってもいいでしょう。

自分の足に合った革靴をジャストサイズで履きましょう。日本人はどうしてもスニーカーを大きめで履く習慣がある人が多いので、同じような感覚で革靴も選びがちです。革靴を大きめで選ぶと、革がなじんできた際に大きく感じてしまい、結果歩きにくくなります。

靴が大きいと足の内部の空間も広くなるので、歩行時に屈曲する際に履きジワが大きくついてしまうというデメリットもあります。

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http://www.netprice.co.jp/netprice/library/goods/576386/

上の写真のようなロングノーズ仕様(先が尖ったもの)は、

一時期流行りましたが履きジワがつきやすい上に、軽薄な印象になるのでおすすめしません。

 

 

 

まずは黒のストレートチップかプレーントウから

 

1足目としては、黒のストレートチップかプレーントウをおすすめします。

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http://tradingpost.jp/osaka/29311/

上の写真がストレートチップです。

靴の前面に線が入っているデザインが特徴です。

ビジネスシューズの中でも格式高いものなので、冠婚葬祭にも対応できます。

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http://tradingpost.jp/tpwl-ginza/35588/

こちらがプレーントウ。

外羽根式と言われる、靴紐を結ぶ部分が開いている仕様なので、こちらの方が脱ぎ履きしやすいです。

営業で脱ぎ履きが頻繁であれば、こちらを選んだ方が楽です。

先ほどのストレートチップに比べるとカジュアル寄りの靴ですが、十分ビジネスシューズとして使えます。

 

色はいきなり茶色を買うのではなく、まずは黒を1足買って基本的な着こなしを勉強しましょう。

茶色の靴を誠実なイメージで履くことは「応用問題」を解くようなもの。コツがいります。

ビジネスはおしゃれ感より誠実さが大事です。

ちなみに、茶靴をビジネスで履かれたい場合はこげ茶色(ダークブラウン)を選ぶとスーツに合わせやすいのでおすすめです。茶色の色味が薄くなってくると、スーツと色のコントラストがつきやすくなるので、少々着こなしが難しくなってきます。

 

3万円以上の靴になると、底が革を使った靴があります。

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http://tradingpost.jp/aoyama/1987/

通気性や足なじみが良いなど利点があります。

欠点としては削れやすく雨にも弱く、最初のうちは滑りやすいです。

私は革底の靴を何足か持っていますが、革底部分のケアも必要です。(月に1回ほどミンクオイルやレザーソールコンディショナーで革底に栄養と柔軟性を与えてあげます)

よく歩く上に、靴磨きが面倒な方はラバーソール(ゴム底)の方が楽だと思います。革底は削れやすいので、日本のアスファルトだらけの道路状況を考えると、ラバーソールの方が修理費用的にも経済的でしょう。(とは言いながらも私は革底の履き心地も好きなので数足持っていますが笑)

 

 

 

上質な革靴の入り口は3万円台中盤からです

 

私が様々な革靴を見た中で感じた「良い革靴の入り口ライン」は3万円台中盤です。

全てがそうとは言いませんが、3万円未満の革靴は新品の状態が1番状態が良く、使えば使うほど劣化していく傾向があります。

3万円台後半からは革質も良くなり、作りも「グッドイヤーウェルト」という堅牢に仕上がる製法を使った靴が多くなります。

こういった靴は、手入れをすることで革に味わいが出てきます。

 

最初は履き心地がかたく感じます。時間をかけて履けば、革がなじみ底材のコルクが沈み込んできます。

その人の足型通りにフィットしていくんですね。クッション性も良いので、長時間歩いても足が疲れにくいのもこの製法の特徴です。

 

底やヒールが削れても、構造上修理が何回もできます。

3足ほど所有してローテーションを組み、手入れさえ怠らなければ少なくとも5年は履けます。

10年履けると言っても決して言い過ぎではありません。

(安価な靴も良い靴も、1足をひたすら履き続けるとあっという間にボロボロになります。人間の身体と同じです。)

 

前者の「消費する靴」より後者の「育てる靴」を持ってみる。

ちょっと奮発して良い靴を買って、自分と共に育っていく靴って素敵だと思いませんか?

良い靴は見る人が見れば一目瞭然です。

良い靴はスーツ姿を格上げしてくれます。

ビジネスに取り入れない理由はありません。

 

以上、

・靴は量販店でなく専門店で買う

・まずは黒のストレートチップかプレーントウから

・できれば予算は3万円台中盤から、グッドイヤー製法のものを

 

靴は見える面積は少ないものの、その人の性格や価値観が反映されやすいパーツです。

きちんとした靴を手入れして履けばしっかり者に見られ、

薄汚れた靴を履けば細部に目がいかない人という印象で判断されます。

抜かりなくいきたいですね!

ぜひ、ご参考ください。

それではまたお会いしましょう!

 

追伸:以下リンク先に、革靴と密接なスーツやジャケパンのノウハウを書きました。着こなし力を高めるためによろしければどうぞ!

【スーツ・ジャケパンスタイルの着こなしを高める記事】

ジャケパンスタイルのエレガントな着こなしルール

ビジネスマンの革靴選びの基礎とは?

必ず守りたいスーツスタイル3つの約束

 

パーソナルスタイリスト 神山 裕輔

 

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神山 裕輔

神山 裕輔

服装コーディネーター。Lusso styling 代表 メディア出演:TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」 取材:小学館@DIME 執筆活動:日本最大オンラインファッション学習サイト「メンズファッションスクール(MFS)」常勤ライター セミナー実績: 株式会社大丸松坂屋百貨店、静岡県内製造業、長野県長野市(婚活ファッション講座)他。 Youtubeのファッション解説動画「Lusso styling TV」のチャンネル登録者は1万人を超える。 静岡県出身。
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